子どもの頃に遊んだ経験から、ゲームに関連する職種に就きたいと考える人は少なくありません。こうしたゲーム開発を行う現場では、クリエイターやシナリオライター、デザイナーなど、実に多くの職種が関わってきます。ゲームプログラマーもその1つで、ゲームを実際に動かすためにプログラミングすることが、基本的な仕事内容です。
ゲームプログラマーとして活躍するには、まずプログラミングスキルは当然のこととして挙げられるでしょう。求められるプログラミング言語については、各媒体によって異なります。家庭用ゲームであればCやC++、オンラインゲームならJavaやPython、スマホゲームならC#やSwiftといったように、自分がどの媒体のゲーム開発に携わりたいのか、しっかりと考えておくことが大切です。
また、数学だったり、物理だったりの知識も求められる傾向にあります。というのも、ゲームでは現実的な動作を基本として、それを応用した動作まで、プログラミングで再現しなければいけないからです。この知識がなければ、バグがあると指摘されかねない、不可解な動作をしてしまう可能性もあります。こうした問題を防ぎ、ユーザーに不自由なく楽しんでもらうには、必須とも言える知識かもしれません。
そして最後に挙げるのが、コミュニケーションスキルです。ゲーム開発は前述したとおり、多くの職種が関わるので、チームの一員として意思疎通を図る力が求められます。趣味の一環ではなく、仕事としてゲーム開発に携わる以上、コミュニケーションが苦手な人も意識することが大切です。