ゲームプログラマーは、仕様書どおりにプログラムを組んでいく仕事です。しかし、仕様書どおりに進めていけばいいというわけではありません。プログラミングを進めていく中で、想像していなかったトラブルに遭遇することも多く、無事に1つのゲームを売り出すまでには、トラブルを改善したり、修正したりと大変な作業も伴います。しかし、そうした数々の問題点を乗り越えることで得られる魅力は、確かに大きいものです。

たとえば、ゲーム開発を終えたときには、達成感を感じられるでしょう。何もない状態から一つひとつ小さなプログラムを組み立てていき、目的のものを作り出す仕事は、何度も言うように簡単ではありません。そのため、自分がこれまで開発に携わってきたゲームが、店頭や配信中の一覧にあると、何ものにも代えがたい喜びを感じられます。

また、ユーザーの感想をダイレクトに受け取れることも、ゲーム開発に携わるうえでの醍醐味でしょう。ポジティブな評価からネガティブな評価まで、広く見聞きできるので、自分の成長にも一役買ってくれるはずです。こうしたユーザーの直接的な評価は、仕事に対するモチベーションにもつながってきます。

そもそも、ゲーム好きな人にとっては、ゲーム開発に携われるというだけで嬉しくなるものです。もし今後、ゲーム開発に携わり、忙しさやトラブルなどで挫けそうになるようなことがあれば、以上のようなゲームプログラマーの魅力や醍醐味を思い出してみましょう。そうすることで、もう一度奮起できるはずです。